京阪の車両
京阪2200系
京阪2200系…マイクロエースの人気製品を某オークションで購入

京阪の卵型車体の中でも特にお気に入りな京阪2200系初期更新車です。
2600系の後期更新車からさらに洗練された前面デザインながら、骸骨テールは維持、という京阪のこだわりを感じる顔が好きです。
模型としては、マイクロエースらしい細部のこだわりが光る製品なので、これは弄ったら化けるだろう、といろいろなところに手を加えております。(笑)

ほんわか光る急行灯がカワイイ!前照灯はやや暗めなのは仕様です(汗)
横向きに付けられたワイパーアームの表現も良いです。
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前面は、Hゴムの表現に手を加えました。
上の写真が購入時で、下が改良後ですが、購入時では前面窓のHゴムの内側が車体色になっていて、目立ってしまっているのがお判りでしょうか。
このままだと、寝起きの二重の表情のような気がして、どうも締まらないのです。
そこを黒マーカーで塗ってあげた様子が、下の写真です。
上から眺める機会が多いNゲージ。奥行き方向の色差しもとても重要だと実感させられます。

ドアゴム墨入れとドアインレタ貼付はいつも通り施工。優先席インレタはほぼ同デザインの南海用のものから引っ張ってきました。
ドアインレタはドンピシャのものが無かったので、何となく使えそうだと購入した宇治川車輛製作所のインレタを反転して使用し、それっぽくしています。
……実は、たまたま間違えて上下逆に貼ってしまったものが思った以上に現物と似ていたので、そのまま採用してしまったというオチなのですが(汗)

この長くて足がやたら高いランボードが、いかにも京阪であると誇示しているようで良いです(笑)
ランボードに関しては、別パーツながらも足の表現がモールドにとどまっている鉄コレに対し、マイクロエースに軍配が上がります。
本当は屋根を艶消しにしたいのですが、屋根一体ボディなのでマスキング時にボディの塗装がはがれたりしないか、と一歩踏み込めずにいます。
クーラーのメッシュは流し込み墨入れ塗料、パンタはタミヤのアルミシルバーで塗装しています。
このパンタグラフ、マイクロエースの割に造形がいい…

真ん中の車両は中間化改造車。未更新時代の助手席側の2段窓がそのまま踏襲されています。
マイクロさんはこういうのがお得意ですよね。

側面の窓割が不規則なのもちゃんと表現されています。ちなみにこの中間化改造車がなぜかM車に指定されています(汗)


側面2段窓の段差表現や、車両による台車の作り分けなど。
実車に詳しくないので多くは語れないですが、細部まで手の込んだ良い製品だと思います。
京阪の卵を集めているのならば、間違いなく欠かせない製品の一つでしょう。
(2023.6.18)
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