205系

横浜線205系

横浜線205系…古いロットを近代化


小学生の時にためたお小遣いで購入した、KATOの横浜線205系(品番10-416)です。私が導入した最初の205系になります。
なぜ数多くあるラインカラーの中でなぜ横浜線を選んだのか、実は覚えていないのです…
205系はどちらかというと単色派なのですが、当方は緑が大好きなので、心理的にこのカラーを選んだのでしょうか(笑)
記憶が確かであれば、移転前の某中古模型店で8000円程度で売られていた、お買い得商品だったはずです。

やはりKATOの205系はかっちりとした定評のある出来ですね。
ちゃんと弄ってあげれば現行の模型にも遜色ないだろう、ということで各所弄っております。


オリジナルのライトユニットは当時標準の豆電球で、点いているかいないか判別できないレベルで暗かったので、M-LITEのLEDライトに交換しております。
豆電球は発熱を伴うので、ボディにもいいことがないと聞きますしね…

また、ダミーカプラーは103系高運転台のものを、スカートと干渉する箇所を切除の上装着しています。爪が同じなので簡単加工で連結器周りのスカスカ感は一気に解消できます。
103系ダミーカプラーは品切れになりやすいので、当方はパーツ入れに大量にストックがあります(汗)

付属シールの行先は古き良き幕時代で、出来もあまりよくないので、富士川車輛工業のものを使用し、LED化しています。
編成番号札も付属しているので、車番に合わせてH21編成の札を貼付しました。


パンタグラフは末期仕様ということでPS35に交換しています。2つ孔タイプなので加工は不要です。


ドアインレタはトレジャータウンのドア注意・優先席 首都圏Bを使用しています。
ドアゴムの墨入れはモールドが浅く、少々やりにくいです。
側面幕も富士川車輛工業のものを貼付しています。この緑幕、味があって好きでした。ちょっと●〜いお茶っぽかったですけどね(笑)


当たり前ですが6ドア車のインレタ貼付はなかなか骨が折れます。
実車のサハ204-100は209系タイプのプレスドアですが、KATOのボディはサハ204-0の流用のため、残念ながら4ドア車とドア表現に差はありません。猛者はTOMIXのサハ208からドアを切り抜いて持ってくるらしいですが…(汗)

台車はしっかり209系タイプのものを新たに起こされています。


6ドアは車体開口部が大きく冷房効率が落ちるため大型のAU717を搭載しています。
いつも通りクーラに墨入れを施しました。ベンチレータの塗分けもやったらカッコいいのでしょうが、この数を8両もやる気がなかなか起きません…


KATOはクハ204とクハ205のボディが共通のため、両者を並べてもスカート以外に差異がありません。
それではつまらないと思い、GMの205系のバルクパーツのジャンパ栓をクハ205に装着してみました。
首都圏の205系は、後年その多くがジャンパホースが撤去されてしまっているのですが、横浜線の205系のみ何故かホースが維持されていたので、一つのアイデンティティでもあると思います。

ややオーバー表現な気もしますが、平妻顔の205系に対しては、奥行き感を与える良いスパイスになっていると思います。

実はこの横浜線205系、小学生時代に行ったシール貼りなどの入線作業が下手過ぎて、とても見られるものではなかったため、それが理由で一時期完全にお蔵入りしていました。
それから10年以上経って久々に引っ張り出してみたら、思った以上にこのカラーリングの205系がかっこよかったため、一意奮闘して小学生工作から大学生工作へグレードアップしました。

一時は売却も考えていたこの205系ですが、今は持っておいて良かったなと思っております。

(2023.8.14)


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